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りはびりの話6〈よく聞くADLってなに?〉
- 2016年09月27日
- ADL(Activities of Daily Living)とは、一般的には『日常生活活動』と訳されます。
日常生活を営む上で、普通におこなっている行為、行動のことです。具体的には、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な活動をさします。
リハビリテーションや介護の世界で一般的に使われている用語の一つで、要介護高齢者や障がい者等が、どの程度自立的な生活が可能かを評価する指標としても使われます。
ADLはとても重要な概念であり、ADLが自立しているという場合、普通は介護を必要としない状態であると考えることができます。
ADL基本的な活動を指しますが、私たちはADLより複雑で高次な動作、例えば買い物や洗濯、掃除等の家事全般や、金銭管理や服薬管理、外出して乗り物に乗ること等の活動も重要です。これらの活動をIADL(Instrumental Activity of Daily Living)といい手段的日常生活活動と言っています。最近は、趣味のための活動も含むと考えられるようになってきています。
高齢者の生活自立度を評価する際、ADLだけではなく、IADLも考慮することが必要だと考えられています。
ケアマネージャーや介護職の方とお話しするとき、この言葉は知っておくと便利ですよ。